年末年始の風景2012「どんど焼き」
3回の連載の最後にご紹介するのが、当商店街にある荻窪八幡神社で行われる「古札奉焼祭」(こさつほうしょうさい=どんど焼き)です。
皆さんご存じですか?どんど焼きって、小正月に行われる火祭りの事なんです。
連載:年末年始の風景2012
- 第1回:年末年始の風景2012「獅子舞」
- 第2回:年末年始の風景2012「夜警」
お正月玄関を飾った門松や松飾り、1年間家を守ったお札やしめ縄などを奉焼斎場(ほうしょうさいじょう)に積み上げて、四方にしめ縄が張られています。
祝詞奏上(のりとほうじょう)が行われています古い飾りやお札などに感謝しながら、私たちも一緒に頭を下げて祝詞を聞きました。
祝詞奏上につづき玉串奉奠(たまぐしほうてん)が行われると、宮司さんが感謝を込めて清めの塩で祓います。
祭壇に灯されていたロウソクを使って火を点けます。パチパチと音がして炎が大きくなって行きました。火の勢いがます様を「どんどん」と表現したりする言葉が、どんど焼きの語源とも言われます。
さらに炎は勢いをまして行きました。この後甘酒と餅が振る舞われ、残り火で餅を焼き甘酒を飲んで体を温めました。
みなさまも来年のどんど焼きに参拝されてはいかがでしょうか。
荻窪八幡神社では毎年1月の第2日曜日に行われています。
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(最終更新日:2017年3月 6日)